海では、多彩な体験を通して得られる、幅広い学びを大切にしていきます。
子どもの「やってみたい!」意欲を大切にしていきます。
一人ひとりの子どもの毎日の心の動きに気を配り、寂しがっている時などは丁寧に対応します。
子どもにとって大切な、心が安定し、いつも安心して過ごすことができる場が海です!
こんにちは、NPO法人 本太学童クラブ 海館です。
先日行われた40周年式典、学童祭りの様子をお届けします。
入所してからの楽しい行事が盛り沢山です。ご参考になれば嬉しいです。
◆40周年式典
11月19日(日)に40周年式典が行われ、300名近くの方に来ていただきました。
①創立以来、お世話になった方々へ感謝を伝える(卒所世帯、指導員、学校、市連協、行政など)
②学童のこれまでを振り返り、理念や伝統を未来へとつないでいく
上記②点を目的に、卒所、現役世代みんなで本太学童の過去、現在を共有・理解を深めることで「ひるまのきょうだい」の理念が末長く未来へも引き継がれていくようにとの思いから、10年に一度、周年記念行事が開催されています。
こちらの式典、大盛況で終えることができました。
参加された方々からも、OB・OGが学童を懐かしめるとてもよい式典だった、和やかな雰囲気の中で活気があったなど、嬉しい声が聞けました。
来てくれた方々が久しぶりの「きょうだい」や指導員との再会を喜んでくれ、嬉しそうな顔を沢山見ることができました。学童で過ごした時間は、何年経っても良い思い出としてみんなの心に残っているのですね。
係の方々がパンフレットを作成・配布してくれ、開催された体育館にたくさんの写真や作品を飾ったりと、参加した皆んなが学童での歴史を身近に感じることができるとても素晴らしい式典となりました!
◆学童祭り
同時開催された学童祭りも、学童では1、2を争うビッグイベントです。
新型コロナウィルスの流行で自粛していた食べ物の販売を4年ぶりに実施することとなり、海館では焼きそばパン、ドリンクを販売しました。
エプロンに三角巾をつけて、一生懸命お客様対応をする子供達の姿は可愛くもあり、頼もしくも感じられました。
出来たての焼きそばパン美味しかったー。
また、体育館では射的や謎解き、ピンポン玉入れなど、子供たちがそれぞれ考えたお店で、来てくれたお客様を大いに楽しませていました!
高学年の子が低学年の子の面倒を見ていたり、お客様にゲームの内容を分かりやすく工夫しながら説明をしていたりと、学童での子供たちの成長も見ることができました。
40周年式典、学童祭りと、子供たち(勿論親たちも)にとって、忘れられない濃い1日となったことでしょう。
学童で何年経っても色褪せない楽しい思い出を、みんなで沢山つくりましょう!!
海館で待っています。
2023年7月28日から2泊3日で本太学童クラブの子供、保護者、指導員の総勢80人ほどが参加する1年で最大のイベントです!
このキャンプの面白いところは、子供達はいくつかのグループに分かれて過ごすのですが、自身の親とは違うグループで3日間過ごさなければなりません。子どもたちが自主的に活動できるように父母達はサポート役に徹し、子供達の自立を促します。
上級生は下級生を助け、いかにチームリーダーとして振る舞うことができるか!
たったの3日間ですが、その3日間で子供達の大きな成長が見れることが、なんといってもこのキャンプの醍醐味なのです。
キャンプ1日目は、川遊びと子供達が考えた夕食メニューを子どもたちだけで作りました。一度学童でキャンプ前に練習した事を思い出しながら、美味しい料理を作りました。
上手に調理器具が使えない子には上級生がお手本を見せて教えている場面もありました。さすが上級生ですね!
その後は、子供達だけでお風呂へ入り、各チームで就寝しました。
キャンプ2日目は、スイカ割りや川遊びなど自然の中で自由に遊んでいる姿が見受けられました。
夜のキャンプファイヤーでは、男子はロックンソーラン、女子は各自、考えた踊りを踊りました。
毎日学童で練習していたので、みんなとーっても上手に踊っていました!
キャンプファイヤーの最後には大人のサプライズダンスでした。実は、大人も子供達に秘密でダンスを練習していたのです。サプライズで子供達の前でダンスを披露しましたが、これが、とても難しかった…!
キャンプファイヤーを前にして踊る様子はとても迫力があり、大人も子供も、素晴らしい経験になったと思います。
あっという間の3日間でしたが、学童でのキャンプを通じて、子供達の絆が深まっただけでなく、学童に参加されている子供達、その家族にとってもかけがえのない、実りのあるサマーキャンプとなりました。
本太学童では、1年間をとおして、いろいろなイベントが用意されています。
遠足や映画会など、子ども達だけのお楽しみ行事もありますが、キャンプを初め
として、親子そろって参加できるイベントもたくさんあります。
今年の1月には、新年会が開かれました。
ここ数年は、コロナ禍で中止となっていましたが、今年はしっかりとマスクをつ
けた上で、久しぶりに親子で参加する新年会となりました。
開始早々、謎のアイドル「みずモーモー」の登場です。
ベテラン指導員さんが扮する、架空の設定のアイドル(らしい)のですが、初め
て見る保護者は意味が分からず、みんなポカンとしています。そんな様子をよそ
に、大熱演するアイドルの姿は、子ども達に大受けです。可愛らしく手を振って
挨拶する「みずモーモー」に、子ども達は涙を流すほど大喜びして、手を振り返
していました。
引き続いて、ゲーム大会が開かれました。
子ども達が班ごとに分かれての対抗戦です。時間の関係から、大人は応援に回り
ました。
ちなみに、学童では、普段から子どもの中で班を作っています。学年を縦割りに
して、1年生から6年生までが一つの班に入って、いろいろな役割をします。遠
足のときなどにも、班の単位で行動して、危険がないように注意しています。
いま「海」にある班は、「3+5」「まだ名前がない」「日本一」
「うっせぇ(わ)」「RICH BABY」など。子ども達が自由に付けている名前です
が、こんなネーミングからも、毎日の楽しそうな様子が浮かんできます。
さて、ゲーム大会では、ピンボール玉入れなどが行われました。プラスチックの
コップに向かって、決められた線の向こうから、ピンポン球を投げ入れます。低
学年の子でも参加できる内容ですが、なかなかに難しそうです。自分の番になる
と、みんな真剣に競技していました。玉が入ったり外れたりする度に、歓声がわ
きあがります。優勝チームが決まると、ひときわ盛り上がりました。
ひととおりのゲームが終わった後、最後の出し物は、まさかのサイコロトークで
した。大人でもひと抱えほどの大きさになる、立派なサイコロがひとつ、用意さ
れていました。サイコロの各面には、「行ってみたい場所」「趣味」「将来なり
たいもの」などのお題が書かれています。
抽選箱が出てきました。参加者各自の名前の書かれたカードが、中に入っていま
す。箱から1枚ずつカードを引いて、名前の出た人から、順番に親子のペアで前
に出て、サイコロトークの始まりです。親も子どもも、自分の名前を言って自己
紹介をしてから、サイコロを振ります。低学年の子も、大きなサイコロを持ち上
げて、一生懸命に放り投げていました。
普通の自己紹介と比べると、お題があって話しやすいのか、みな生き生きと答え
ています。大人も、「将来なりたいもの」などについて、照れながらも答えてい
ました。
結局、サイコロトークは、全員が指名されるまで続きました。普段、なかなか会
う機会のない親御さんとも、このようなゲームを通して、改めて名前と顔を見知
って、お近づきになる事ができました。
すべてのイベントが終わると、子ども達は参加賞のお菓子をおみやげに貰って、
興奮覚めやらぬままに帰宅しました。短い時間でしたが、大満足の様子です。
出し物のアイデアや小道具の準備、司会進行など、イベントの準備は大変だった
と思いますが、係の親御さんが頑張って用意してくれました。楽しい時間を過ご
させて頂き、感謝の気持ちしかありません。
今回のようなイベントを通して、親御さん同士の繋がりが膨らみます。また、他
にどのような子が学童にいるのか、触れあう切っ掛けにもなります。自分の子ど
もが、普段は学童でどのように過ごしているのか、その一端を目にすることもで
きます。
このような事の積み重ねで、本太学童は、他に比べられないほど、「子どもを安
心して預けられる場所」になっていると、感じた一日でした。
子どもたちにとって待ちに待った夏休み。
とはいえ、平日いつもの時間に起きていつもの時間に帰宅する日々が続きます。
そんな1か月半の間、本太学童では楽しいイベント満載で充実した夏休みを過ごしました。
まずは一年間で最大のイベント、7月の夏休みキャンプです。
3年生以下はコロナ禍の影響からお泊りでのキャンプ参加は今年が初めてとなりました。
(昨年は日帰りデイキャンプ、一昨年はダンス発表会のみ)
我が家も初参加となりましたが、キャンプ当日だけでなく、
準備する過程も含めて培われた経験や信頼関係が、
「昼間のきょうだい」として過ごす中でとっても意味があることを改めて実感しました。
準備期間は、上級生が中心となって一生懸命ダンスの練習をしたり、
手作りのしおりを準備したり、縦割り班の名前を考えたりと、
ワクワクが日に日に高まっていくのをほほえましく見ていました。
キャンプ未経験者には、
事前にキャンプ係の保護者や指導員さんから丁寧な説明があったため、
計画的に準備を進めることができました。
いよいよ迎えたキャンプ当日、
大きなリュックサックを抱え「行ってくるぜ!」とばかりに、
シャン!と立っている子どもたちには、成長と心強さを感じましたが、
少しだけ寂しさも感じました。
キャンプでは「自分の子以外の子ども」と班を組み、
積極的にコミュニケーションをとることになります。
はじめは、
「親と離れて大丈夫だろうか…」
「リュックのどこに何があるか分かってるかな…」などアレコレ心配していましたが、
結果そんな心配は無用で、小学生ってすごいんだな!と感服しました。
キャンプ場では、川遊び、キャンプファイヤー、
ダンスイベント、カレー調理などスケジュールにゆとりを持ちながらも、
充実した時間を過ごしました。
最終日、とっても日焼けして、疲れた顔で戻ってきた子どもたちは、
「楽しかったー」と言いながら、川遊びや花火、
ご飯づくりの思い出を口々に教えてくれました。
開催の是非や内容も議論を重ねたうえでの実施であり、
ご家庭の事情で参加できないという方もいらっしゃいましたが、
本太学童における“キャンプ”というひとつのイベントがもつ意義が、
少しわかったように思います。
不参加の子どもたち、ご家庭も参加できるような代替イベントも、
近々企画されています。
その他、毎週金曜日は「遠足」と称して水場のある公園に電車で出かけたり、
映画館に行ったりと少し特別感のある一日を過ごします。
親として平日夏らしい遊びに連れていけないという悩みが吹き飛んでしまうくらい、
毎日本当に楽しそうでした。
お昼も持参の日と給食が出る日が交互にあるので、
とてもありがたかったです。
指導員さんには本当に感謝しかありません。
(最終日、思わずおつかれさまでした…!と声をかけてしまいました)
より一層絆が深まった昼間のきょうだいたち。
素敵な夏休みをありがとうございました。
2022年9月某日
男女1年生から6年生まで沢山の個性豊かな子ども達が通う学童にて
少し引っ込み思案な子で、最初のうちは正直あまり学童に
馴染めていない印象でした。
時には学童の子ども達と少し喧嘩したりもしましたが、そのたびに指導員さんが
「どうしてこうなったの」とか、「どんな風にしたら良いと思う?」と、
頭ごなしに叱るだけではない形で対応をしてくれていました。
子ども自身が考えながら、人との関わり方を教えて頂いたと思っています。
親から指導員さんへ「どんな風にしたら一番こどもにとって良い形になるだろう」
といったお話もさせて頂き、今でも生活の中で起こる様々なことを相談させて頂いています。
月一回の定例会議には、指導員さんから、子ども達1人1人が学童でどう過ごしたかを
報告して頂いてます。
学童で集団生活を学べることができて、
楽しそうにダンスや遊びの話をする子どもを見ると、
これから学童で精一杯楽しんで欲しいと思う限りです。
2022年3月某日
本太学童にとって1年間で最大のイベント、それが夏休みキャンプです。
夏休みのキャンプ当日に限らず、班ごとのキャンプ準備を通じて、昼間のきょうだいである子どもたちはお互いの絆を深めていきます。
そこで培った経験や信頼関係を基盤として、1年間の学童生活を送っていくことになります。
また保護者にとっても、「保護者同士」や「自分の子以外の子ども」とコミュニケーションを深める絶好の機会でもあります。
そのような事から、大切なイベントの一つとして長年にわたり実施されてきたのが夏休みキャンプです。
そんなキャンプですが、ここ2年はコロナ禍により難しい対応を迫られてきました。
2泊3日の従来の形式は見送りつつ、「今できること」を指導員や保護者で相談し、今年は日帰りキャンプを実施してきました。
場所は猿花キャンプ場。
市内にこんな場所があったのかぁ~というような、木々に囲まれた自然豊かなキャンプ場です。
集まった子ども達は、虫取り、おしゃべり、探検と、
いつもとは違う環境を思い思いに楽しんでいました。
大きなかぶと虫を捕まえている子もいました。
保護者同士も「久しぶり~」「はじめまして」とコミュニケーションを深めます。
しばらく自由な時間を過ごした後は、いよいよキャンプのメインイベント
「スタンツ&ロックンソーラン発表会」です。
2泊3日のキャンプでは、夜、キャンプファイヤーの前で踊るのですが、今日は日帰りキャンプ…。
と思ったら、パパ達がせっせと組み立てたキャンプファイヤーがそこにはありました。
昼のキャンプファイヤーもなかなか良いもので、その火の前で子ども達はこれまでの練習の成果を思う存分発揮してくれました。
このスタンツ(女子のダンス)とロックンソーラン(男子)の練習を通じて、
子どもは絆を深めていくようです。
(上級生が下級生に教えたり、「あーでもない、こーでもない」と相談しながら)
子どもの後には保護者も踊ります。
これは子ども達には内緒で保護者がこっそり練習したサプライズイベント。
曲はBTSのDynamite。
足がもつれて大変でしたが、子ども達は親の(カッコいい?)姿を見て、大いに笑い喜んでいました。
ここでは語り尽くせませんが、子どもにとっても、保護者にとっても、絆を深める1日になったのではないかと思います。
2021年11月某日